サポーターとして学ぶべきは ~フランス遠征記~
約1ヶ月ぶりの更新になってしまいました。
特にJFL開幕戦は何が何でもネタにしなければ、と思ったまま流してしまいまして...
大反省であります。
ただ、ブログに縛られるのもアレなので書きたい時と大遠征の時メインで今後も続けていく所在です。
そ!し!て!
私事ながら2019年4月2日、20歳になりました!
あまり自分の誕生日をアピールするのは好きじゃないんですが区切りの20歳という事で法律的にだけは完全に成人になることが出来たという旨をご報告。
成人になったもっちも宜しくお願いします<(_ _)>
今回はEURO予選第2節フランス×アイスランドの観戦記です。
何でフランスに行ったの?という質問に対して「暇だから」というクソテキトーな回答をしたんですが流石にそこまでバブリーではありません。
一応それなりの目的があって渡仏したわけであります。
ちょうどその滞在中に運よくフランス代表戦がスタッド・ド・フランスで行われるという。せっかくだから観戦したいよね。
そういう経緯です。
試合日は3月25日20:45KO。
海外ならよくある話だけど、Jサポからすれば凄いKO時間だよな。実際試合終わってスタジアム出たの23時過ぎですからねぇ…
KO時間にすらサッカー文化の違いを感じる。
とりあえずKO時間は遅いしどうせ指定席なのでノンビリ向かうことに。
少し寄り道。
シャンゼリゼ通りのPSGオフィシャルショップ。凄いですね。
お洒落着まで売ってました。普通に洋服屋さんです。
それでもマクロン政権の反対デモの影響で扉のガラスが粉々でした。
いくつか記念にお土産を買ったのち、スタジアムへ。
このいかにもシャーロックホームズに出てきそうな建物のSaint-Lazare駅からメトロで行きます。
帰宅ラッシュの時間も重なり、夕方の町田駅くらい(?)の人混みでした。
だいたいメトロで20分くらい。アクセス良好。スリに遭うこともなく無事到着。
Porte-de-Paris駅を降りたらすぐにスタジアムがお出迎え。
飛田給から味スタくらいの距離。
周りにはサブグラウンドとホームセンター。少し歩けば買い出しできるとこもあったのかなぁ...
スタジアム手前には頬にフランスの国旗をペイントしてくれるサービスがありました。
こちらはグッズショップ。
ユニフォーム(番号無し)、Tシャツ(グリーズマン、ポグバ、ムバッペ、カンテ)、国旗、タオルマフラーと基本的な品揃え。
タオルマフラーは日本のと違って分厚くて長いやつ。
自分はフランスとアイスランド両チームのエンブレムが入った限定タオマフを購入。そしてカンテのTシャツも。
2つ合わせて45€だったかな。日本円で5000円くらい。
クソほど厳重な警備が続き時間を取られる。やっとこさスタジアム内へ。
ちなみにPSGショップでグラスを買った俺氏、見事にそれが警備に引っかかりました。
没収も覚悟しましたが荷物預かってくれる場所があったのでそこへグラスを託します。
席はバックスタンドのコーナー付近。前から5列目でした。
チケットは後ろの席から売れてくみたいで、チケット買った時点では前のほうばっかり余ってました。それも文化の違いかな。
自分みたいな観光客は有名選手を近くで見たい!と思うわけなのでむしろ助かる。
現地の人は俯瞰してじっくり見たいという事なのだろうか。
そしてスタジアムの構造。球技専用といえども傾斜があまりなく、ピッチレベルという事で逆サイドゴール裏が見にくい。スポンサーボードもピッチのスレスレに配置したからサイドラインが見えない。
まぁモノ申す事はこれくらいであとは非常に臨場感のあるいいスタジアムでした。
座席にはフランスの国旗が3席に1つくらいのペースで置いてあり「置いておくから振れ!」というメッセージが伝わります。最初は旗で席を取ってあるのかと...
スタジアム全体で国旗を振る姿はエモかった。
続いてスタグル情報。
Jリーグのように屋台村があるわけではないけれど、軽食を売る店くらいは何店舗か存在。
サンドウィッチ、チーズバーガー、飲み物、お菓子などなど...
飲み物はペットボトルで。でも蓋は外して渡されます。これはまさに鹿島スタイル。
ビールはハイネケン。オリジナルコップで渡してくれました。↓↓↓
そしてスタグル調達中にGKアップが始まってました。
見るや否や「うおおおおカリウスだ!!!」と思ったものですがどうやらウーゴロリスだったようです。
リヴァプールのロリス・カリウスとは別人なのですね。知らんかったです。
しばらくしてFPのアップも開始されました。
海外サッカーに疎い自分でも知ってる選手多めでテンションが上がる。
選手入場時には凄い人たちがたくさん出てきました(語彙力)
ファンファーレと国歌は生演奏するスタイルなんですね。
フランスの国歌を聞き愛国心を忘れテンションがぶち上がったところでいよいよキックオフ!
キックオフ時にはリアル空席ゼロの超満員。
試合は...もういつも見ている試合と違い過ぎて語れません。
ほとんど海外サッカーを見ない自分がいきなりW杯優勝チームを見ればそりゃそうだって話なんですけど。
美術館で絵を見てる感覚、芸術と申せばいいのでしょうか。
ロングボールが流れることはないし中盤の潰すべきところでボールを奪うし。
ボールタッチやテクニックも桁違い。ちゃんとした試合でラボーナなんか見ないっしょ普通(笑)
んじゃせめて応援で参考にできることは取り入れようと思いましてそちらにも注目したんですが...
コールリーダー2人が専用の足場に立ちスタジアム全体のマイクを使って統率とっちゃってます。
こりゃスケール大きすぎて全然参考にならねぇ笑
ゴール裏評論家もビックリでしょう。
そして自分がいたバックスタンド。
チャンスシーン毎に立ち上がるのは海外サッカーあるあるでしょう。
海外サッカーの中継で見たことがあったんですが、今回初体験!(正直みんな立ち上がってしまうのでやむを得ず)
感想といたしましてはチャンスシーンが更にチャンスに思えてオススメです。
でも日本でやったら「後ろの人が見えない」とか「邪魔だ」とかってTwitterで晒すんでしょ?笑
知ってる。
席の上に立ち上がるチビッ子もご愛敬。
これまたJでは見れない姿。
そのほかビール飲みながらパーティー感覚で試合を見る人、仮装する人、バックスタンドで大声で応援する人、いろいろいましたよ。
自由に応援できるのはいい事いい事。これについては最後のまとめでゆっくり書かせて頂きます。
結果は4-0でフランス圧勝~!
目の前のゴールで3得点も見れちゃった♡
アイスランドを寄せ付けない強さ、流石です。
特にムバッペ!一気に個サポになっちゃいました。スピードに乗った状態からの18禁トラップ。エモぉぉ....
転んでも絵になるなぁ!!
ってことでスタジアムを後にします。
特に試合後に選手がピッチを回って挨拶をすることもなかったので他のサポーターも撤収早めでした。
帰りの混雑は凄い事になるだろうな…と覚悟していたもののすんなり帰れたのは今考えても謎い。5万人入った試合後の最寄り駅で1本目のメトロに乗れました。皆どういう手段で来てるの??
あとよくない方面で驚いたのはゴミの置き捨て。花火大会後かと錯覚するほどの量。スタッフが片付けてくれるもんだという認識なのでしょう。
とにかくは帰りも無事に宿泊先まで帰れたのは何より。
なんならこの長旅の中でも被害はホームレスに取られた1€のみで済みました。
無事こうやって実家のPCでブログを執筆出来ているのはありがたいことです。
大小様々な違いに一回一回驚くわけで全部綴りたいところなんだけど...ひとまずはここら辺で遠征記を締めて、まとめに入ります。
全く違う環境のサッカーを見て感じたのは、他人を気にせず自由に見れる環境っていいなってこと。
それはJリーグを見てるとより思うことであって。
ココ最近(磐田だけなのかどうかは知らん)ピッチの外、即ちサポーター内でゴタゴタすることが多いなって感じてます。
みんな試合を見に来ているのにね。別のことでそんなカッカすること無いじゃん。
Jなんか万の桁で入場者数がいるんだから誰しもが同じモチベな訳ないだろ。
持論の押しつけなんてもっての外。そういう奴ほど炎上させて己の過ちを自覚させるべきだと思うけどね。
ゴール裏評論家は推しタオルで殴られて〇ねばいいと思うし、某過剰個サポはガチャで推しに貢ぎ過ぎて金欠になればいいと思うし、団体を名乗って偉そうに回りを指図する謎アカウントは掲示板で名差しされて垢消しすればいいと思うし、中心団体はサイリウムを没収するな。
合いの手の何が駄目なのか分からないし跳ぶの強調する意味が分からないしゴール裏で写真撮らせてあげろよって思うし。
文句言う人たちって単に「周りよりもちゃんと応援している自分自身」に酔っているだけ。
ははっ面白い。そんな事でマウントを取ろうとしていることが。
これに反論ある奴いる?
もし反論があるって奴がいるなら、それはそれで構わない。
そういう奴らは狭い世界で窮屈に生きてろよ笑
周りをリスペクトした上で、もっと"個々の観戦の自由"を尊重した応援をしたいもんです。
ピッチ内が自由に表現する場なのであれば、それを囲むサポーターだって自由であるはず。もちろん公共の福祉の中で。
それに強制で一体感が生まれるとはとても思えんね。
だから出来る事、仲間が(自分が)やりたい事は積極的にやっていきたい。
自分の周りのフォロワーやサポーターは、もし自分が正しい道から逸れていても軌道を戻してくれる信頼できる人に恵まれてる。
好きなことを言おう!好きなことをやろう!
JリーグだからJFLだからという意見もあるだろうが、ここでは関係ないものとする。
ヴィアティン三重のコールリーダーをされているRYUJIさんのツイートを貼って締めとしたいと思います。
三重のゴール裏は負けた後でも笑顔がたくさんのゴール裏です。
— RYUJI (@ryuB0829) March 31, 2019
時に笑いも起こります。
賛否両論あると思いますし、大きくなればこれがずっと続くわけでもないですが、今はこの雰囲気を大切にしていきたいです。
みんなで三重にしか作れないゴール裏を作ろう!#ヴィアティン三重
個性が輝く応援を作る、をモットーにこれから頑張ります。
最後まで目を通して頂きありがとうございます。
観戦レポのつもりだったのに...
困ったら初心に戻ろう!
そう、この純粋な目をしたフレンチボーイのように!!!